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2004年 8月


 8日

今日は中野さん率いる団体本部の 「うかつ」の再公演。 7月の初日公演を見ていたし、中野さん曰く「芝居は生き物」とのことなので、どう演出が変わったが楽しみ。

本当に別物でした。話の筋は同じでも細かい部分の演出が違うだけで印象が違いました。 また、中野さん本人や観に来ていた演劇経験者の方も言っていましたが、芝居らしくないのですよ。 講演を行った場所が舞台ではなかったというのもあるのですが、いかにも「芝居」という雰囲気ではなかったのも面白かったですね。 どちらかというとスケッチに近い感じ。肩肘を張って観るのではなく、気楽に観られるというような。 あと、僕だけかもしれませんがなんとなくモンティ・パイソン的な雰囲気があると感じました。 初めの方の二人の会話や芝居全体の構成が僕には「モンティっぽいなぁ」と。

…近いうちにモンティのDVDを集めなおさないと。兄貴が結婚して全部持っていたからなぁ。デジャ・ヴのスケッチが観たい…。

13日

今日はコミックマーケット66の初日だったのですが、所用のため参加出来ず。少しばかり残念。

少し前に中経出版の「忘れてしまった高校の確率統計を復習する本」を購入していたので、何問かを解いてみる。 …結果、これに載っていたセンター試験や国立岐阜大学の問題を軽々と解いてしまった。 元々は理系であり、なおかつ確率は中学入試の頃から得意としていたとはいえ、ちょっと驚き。 けどこうして解いてみると、数学って面白い。確率だけでなく苦手だった関数や微積分も復習してみるか。

あと、個人的にすごく嬉しいニュースが。セガの秋採用、再チャレンジも可能でした!まだ、ゲーム屋さんへの望みはあるみたいですよ。

14日

今日はコミケ2日目。中野さんが参加していたので行ってきました。 中野さん、やはりというか、やられましたよ。ガチャピンが…。

本日は女性の比率が多いジャンルが多かったので当たり前ですが、来てる人の半分以上が女性でした。 なので、バスの中では意味もなく緊張してしまいました。

15日

今日はコミケの最終日。午前中は雨で大変な目に。今日は藤島さんや うにさんなど、僕の友人知人も参加していましたね。うにさんからは本を無料で譲ってもらいました。有難う、うにさん。 徹夜は程ほどにね。

実は僕がコミケに行くようになってから今年で10年になる。オタク野郎と言われても反論できませんね。(苦笑)

16日

本日の月曜ミステリー、なんというか…。ほのぼの路線なのかサスペンス路線なのかはっきりしなくて酷い。 前川清の歌しか見所がないんじゃ。

近いうちに「絵」のページも更新しないとなぁ。

27日

義おさんとこのHPが無くなっている!某所に行って知らせよう。HPが消えているってことは、まだ環境が整ってないかもしれないし。

随筆93は近いうちに加筆修正しておくか。今回のは、いつもそうだけど、なんか歯痒いというか落ち着かないというか。

本日はなけなしのお金を使ってレッシグ教授Free Cultureを買った。 コモン・クリエイティブに賛同している手前、レッシグ教授の著作は興味あるし、 現在の知的財産権のあり方は問題があると考えているので是非読まなければ、考えていたので。 まだ第1・2章を読んだだけだが、法学の知識はあまり要らないようで安心。 ただ、それでもこの不真面目な大学生にとって読みづらい部分は少なくないかもしれないし、 翻訳を担当された山形活生氏も訳に困り苦し紛れな部分もあるのかもしれない。 一応、白田秀彰氏の注釈・解説も目を通しておこうとおもう。

29日

今日はコミティアがあったのだが、色々と用があったので参加出来ずじまいでした。 用を済ませた後はちょっと高田馬場に立ち寄り後期の授業に必要な書籍を買い、その後ミスタードーナツで休憩。 トレーの下敷きにポン・デ・ライオンの生態が書かれてあったので読んでみたのですが…。

ポン・デ・ライオンは自らのたてがみであるポンデリングを食べ、食べ終わった後は尻尾の先からポンデリングを作り出すという、 究極の自己循環型生物であるのだが、どうしても腑に落ちない。 ポン・デ・ライオンは自ら作り出すポンデリング以外は食べないため、身体を形成する質量数は変化しないので成長しないと考えられる。 しかし、成長しない生物というのはあまりにも考えにくい。それ以上に、生きているだけでかなりのエネルギーを必要とするはずである。 自らの分泌物しか摂取しないのならば、生命活動に必要なエネルギーは到底足りないだろう。 では、どうやって必要なエネルギーを補っているのだろうか。

ポン・デ・ライオンの存在が確認されたのは21世紀になってからである。それ以前に存在は確認はされてはいない。 恐らく、ごく最近に作り出された生物兵器である可能性が高い。 ならば、ポン・デ・ライオンは食料摂取以外にエネルギーを補うことが出来ても不思議ではない。 考えられる可能性として光合成が考えられるが、ポン・デ・ライオンの身体は黄色いため葉緑体を持っているとは考えにくい。 光合成の可能性としてはないだろう。 そこで私はポン・デ・ライオンは体内で燃料電池と似たような化学反応を行っているのではないかと仮説を立てたい。 燃料電池の原理は、水素と酸素を反応させ水を発生させることで電気エネルギーを生み出すという、水の電気分解の逆とも言える反応である。 恐らくポン・デ・ライオンは大気中から酸素を取り込み、それを体内で水素と反応させてエネルギーを生み出しているのだろう。 だが、ここで一つの疑問が出てくる。反応に必要な水素はどこから調達するのか、ということである。 そこで食料となっているポンデリングに注目したい。通常、ポンデリングが小麦粉以外に他の植物の澱粉などを ミスタードーナツ社独自の技術で調合し調理するのだが、ポン・デ・ライオンのそれは自らの尻尾の先から発生させて作っている。 どう考えても我々が食べているポンデリングと同一のものではない。 となれば、そのポンデリングには水素、もしくは水素との化合物が含まれていると考えてもおかしくはない。 恐らくはエタノールのように、可燃性ではあるが爆発性は低い物質であろう。 これならば活動に必要なエネルギーを補えるし、自らポンデリングを発生させ摂取するという行動にも説明がつく。

しかし、まだ疑問は多くある。ポン・デ・ライオンは「ドーの木の木陰で休む」ことを好むそうだが、 このド−の木がどんな植物であるかは明らかでない。また、現在発見されている固体数は成体と思われる1頭だけであり、 それが雄なのか雌なのかも分かっていない。雄もしくは雌がどんな姿でどの程度の大きさなのか、あるいは雌雄同体なのか、 幼生時の姿はどうなのか、生物兵器であるならば何処が開発したのか、数えるだけでも尽きることはない。 ポン・デ・ライオンとはいったい何なのであろうか…。

…という馬鹿なことを考えてました。(笑)単なる思いつきなので突っ込みはご容赦くださいね。 けど、随筆並みの文章量だな、これは。(笑)


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桜田晶