自分の愚行の結果が来ました。
それは自分の求める結果ではありませんでした。
それは自分の懸念していた結果でありました。
自分の愚かしさに痛さを感じました。
あなたから来た言葉。
僕はそれを恐れながらも待っていました。
そこにあったものは僕が言うべきものでした。
何一つ僕を責めていませんでした。
どうしてあなたは侮蔑する言葉をくれないのですか。
どうしてあなたが謝るのですか。
どうしてあなたが感謝するのですか。
どうしてあなたを諦めさせてくれないのですか。
僕はあなたが言うような真っ直ぐな人間じゃありません。
僕はあなたが考えるような優しい人間でもありません。
僕はあなたが思っているのとは正反対の人間なのです。
なのになぜ優しい言葉をくれるのです。
あなたを苦しめてごめんなさい。
でも僕はあなたを愛してました。
だからあなたを独占しようとしてました。
でもそれは叶いませんでした。
けど叶わなくてよかったのかもしれません。
今日のあなたの言葉でなんだか救われた気がします。
心の狭い偏狭な人間だけど本当にそう思います。
今日からやっと心穏やかになれそうです。
あなたには幾千の謝罪でも足りません。
あなたには幾万の感謝でも足りません。
でも愚かな僕はあなたに言うべき言葉を殆ど知りません。
ただ2つの言葉しか知りません。
だから僕があなたを愛していた僕として会える最後の日に言いたいと思います。
僕の思いのすべてをそれに込めて言いたいと思います。
「今までありがとう」と。
「そしてさようなら」と。
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