最近のCDには高音質と謳っている「SHM-CD」仕様なるものがあります。「高音質といっても大して変らない」と思っている方もいるでしょう。でも、個人的な感想ですが、これが違うんですよ。
はっきり言いますが、通常仕様とSHM-CD仕様では音の厚みが違います。通常仕様だと微かにノイズがあるような感じ(はっきりと分からない程度の)がありますが、SHM-CD仕様はそのノイズがないのですよ。特にボーカルには顕著な差が出ます。
ただ、これはヘッドホンやスピーカーに左右される差でもあります。3000円弱のイヤホンと現在愛用しているイヤホン(ATH-EM9D)で聴き比べると前者では差が殆ど分からなかったのです。後者は店頭価格が15000円前後するのでそれくらいの性能差がないと困りますが。
また、PCにMP3などで取り込んだ場合も差はなくなります。MP3に取り込む際の圧縮率を変えてやれば良いと思うのですけど、iTunesやWMPのデフォルトの圧縮率では差は殆ど消えますね。
かなりのお金をかけてあげてないと差は実感できませんが、かけると歴然として現れます。もし、SHM-CD仕様のCDをお持ちで、かつ、オーディオ面に幾らでもつぎ込んでも構わないのでしたらばやってみる価値がありますよ。
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