フレディ・マーキュリー

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フレディ・マーキュリー、本名ファルク・バルサラ。17年前の今日、偉大なるボーカリストがこの世を去りました。しかし、今でも彼の歌声は消えていません。特にこの日本では英国以上に愛されており、CM・TV・映画...至る所で彼の歌は流れています。中には同性愛者だったということで彼を誹謗中傷する人もいますが、だからといって彼の作品が素晴らしいことには変わりありません。バンドのフロントマンとしても素晴らしく、また「派手好き」なイメージがありますが、実際には必ずしもそんな人物ではなかったようです。

派手好き・パーティ好きでぶっ飛んでいたのは「フレディ・マーキュリー」としてのイメージを保つためで、ファルク・バルサラとしての彼はシャイな人物だったようです。ラヴァー・オブ・ライフ、シンガー・オブ・ソングスでも語られていますが、彼は常に自分を大きく見せようとした、言い換えればファルク・バルサラは常にフレディ・マーキュリーを「演じて」いたのですね。彼のソロの「The Great Pretender」や、Queenのアルバム「Innuendo」に収録されている「The Show Must Go On」の歌詞は、まさに彼の人生を表しています。

そういった性格だからなのか、彼はQueenの中でも少しばかり異色の経歴の持ち主だったりします(もっとも、彼は英国生まれではなくザンジバル出身であるので当然なのかもしれませんが)。Queenはメンバーの3人が理系の大卒という、非常に高学歴なバンドなのですが、彼だけは毛色が違いグラフィックデザインを専攻しており、バンドのロゴデザインやアルバムジャケットなど、Queenの至る所に彼の意見が反映されています。

残念ながら彼に墓はありません。彼の遺言に従い火葬し、遺灰は散骨されたそうです。なので花を手向けることはできませんが、彼の曲を聴くことがファンに出来る一番の手向けではないかなと思ってます。

ちなみに、今回はYouTubeのリンクを試しに貼っています。曲は「The Great Pretender」、前述の通り彼の人生を表したかのような曲です。


ラヴァー・オブ・ライフ、シンガー・オブ・ソングス

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このページは、sakuradaが2008年11月24日 17:06に書いたブログ記事です。

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